<ごあいさつ> 会長:布施典子

 東京都女子体育連盟は、今年(令和6年)で創立71年目となりました。下記の連盟の歩みにある通り、脈々と伝統が受け継がれ、時代の要請に基づく研究や活動を続けてまいりました。令和元年度には、「第53回全国女子体育研究大会東京大会」を日本女子体育連盟と共催し、成功裏に終了することができました。これも、ひとえに、連盟に熱い思いをもって関わってくださる皆様方のお陰だと、心より感謝申し上げております。

 

 東京都女子体育連盟の使命は、幼児から年配の方々まで幅広い年代において、それぞれの求める身体表現のあり方を研究し発信し続けることで、自己実現して生きていく力に繋げていくものと考えております。私たち連盟の力などは本当に微力ですが、応援してくださる多くの皆様とともに歩んでまいりたいと存じますので、何卒ご指導ご鞭撻賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

 

 <東京都女子体育連盟の歩み>

・昭和29年…

 中島花会長のもと、日本女子女子体育連盟創設を受けて東京支部として発足。

 多摩支部、私立学校の3支部を組織し、各支部長のもとに活動を進める。

・昭和43年…

 日本女子体育連盟の社団法人化を機に日本女子体育連盟の加盟団体となる。

・昭和52年…

 日本女子体育連盟、東京都教育委員会、東京都女子体育連盟の共催で、

 「第11回全国女子体育研究大会」を開催し、大きな成果を収める。

・平成 2年…

 中島花会長が平成元年まで尽力された後を受け、松原美千代が会長に就任し、

 さらなる飛躍をする。

・平成11年…

 本間トヨが会長に就任。

 30周年、35周年、40周年の記念研究大会を開催し、地道な研究活動を進め

 多くの成果をあげる。

・平成15年…

 高野章子が会長に就任。従来の活動を引き継ぎつつ、活動の活性化を図る。

 日本女子体育連盟との2年継続の共同研究

 「心と体を豊かに拓く創作ダンスの指導~現状の分析から、確かな指導法の実践~」

 を行い、役員相互の連携を深め、連盟活動推進への大きな力となる。

・平成16年…

 創立50周年記念総会・研修会を開催し、年間を通じての各事業の活性化を目指す。

 また、生涯スポーツ部をつくり、ダンス交流会(のちにリズムダンス交流会)の

 年々の開催を促進する。

 指導要領の改訂による、ダンスの男女共修、中学校のダンス・武道の必修化に伴い、

 指導法の普及と研修活動に努め、東京都中学校体育連盟のご協力のもと、

 男性教員への指導法の普及に力を注ぐ。また、体育実技研究発表会は、

 スキルアップ講座の開講などにより、作品数、質ともに目覚ましい発展を遂げた。

・平成24年…

 実技研究発表会の参加校をもとに、高校ダンス部の活動実態に関する調査研究を行い、

 日本女子体育連盟学術研究誌にも掲載され、現在も研究が継続している。

・平成27年…

 11月に「第49回全国女子体育研究大会東京大会」を開催。

 「粋に 雅に 明日を拓く~問いかけから広がる可能性~」

 をテーマに役員一同一致団結して取り組み、全国へと発信する。

 社団法人日本女子体育連盟はじめ、東京都教育委員会、各学校研究会、中学校体育連盟、

 私学連盟など各界の皆様の多大なるご支援、ご指導を賜り、成功裏に終わる。

・平成28年…

 長津芳が会長に就任。 都内小学校長時代の才腕を発揮し、幼保教諭から大学教諭・

 生涯スポーツ指導者など、すべての指導者に魅力ある実践を啓発。さまざまな世代への

 ダンス教育を広げようとするバイタリティーは、令和元年6月30日に行われた

 世界のダンスを踊ってみよう【世界ダンスアドベンチャー】in新宿高校

 をささえる原動力となったことは言うまでもない。

 

・令和2年…

 2月に「第53回全国女子体育研究大会東京大会」を日本女子体育連盟と共催。

 「自分らしく、共に輝くー 今、そして未来」

 をテーマに全国へ発信。

 この大会で、2019年度 Tokyo Tokyo FESTIVAL 助成 第1期(市民創造文化活動支援)

 を受け、世界のダンスを探求する「世界ダンスアドベンチャー発表大会」を実施。プロの

 方と一緒につくりあげた様々なダンスを、多くの年代のダンサー(年少・年中のちびっこ

 からJAPEW-DMILの皆さままで)で発表。

 その他、「第47回体育実技研究発表会」の運営を担う。

 東京都教育委員会、各学校研究会、中学校体育連盟、私学連盟など各界の皆様の多大なる

 ご支援、ご指導を賜り、成功裏に終わる。

・令和2年4月…

 布施典子が会長に就任する。